レクサス車はエンジン停止時およびSRSエアバッグ作動時はフューエルポンプシャットオフシステムが作動し、燃料供給を停止し、燃料漏れを最小限にとどめるように設計されています。SRSエアバッグシステム作動時は緊急時なので、燃料漏れがあると、この燃料に引火し火災を引き起こす可能性があるため、燃料供給をカットします。
意外と知られていないのが、ガソリンの引火性、危険性です。ガソリンは消防法の危険物に当たり、乙種の4類に分類されます。その中の第一石油類に分類されるのですが、ガソリンは引火点が氷点下と、簡単に引火することを意味します。また、ガソリンは絶縁物であるため、ポリエチレン等の絶縁性の容器に入れてはいけません。ポリタンクからガソリンを移す際に静電気を発生させ、静電気により引火する可能性があります。セルフのガソリンスタンドで静電気除去のパネル等がありますが、冬場静電気の発生しやすいときは必ず、静電気を逃がしてから給油しましょう。
なお、フューエンルポンプシャットオスシステムを解除するためいは、燃料漏れがないことを確認してから、エンジンスタートストップスイッチをアクセサリーモードかOFFにしてから、エンジンを始動すれば、解除できます。
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