レクサス車のナビゲーションシステムにはGルート探索という機能が付いています。Gルート探索とは、渋滞予測を加味した最適なルートを案内するというものです。通常のカーナビでは、目的地を設定して、ルート探索をすると、探索した時点での情報に基づいて標準的なルートを案内します。しかし、この案内では、目的地に近づき時間が経過すると、渋滞が発生し、渋滞に巻き込まれることがあります。
一方、Gルート探索の場合、目的地を設定し、ルート探索をすると、VICSと渋滞情報を考慮して、目的地周辺に到達したときの時間帯の渋滞を予測した上で、ルート案内をしてくれるのです。
しかし、実際には、渋滞は生き物みたいなもので、時々刻々と状況が変化します。VICS情報も2~10分前の情報に基づいているので、渋滞している区間に入っても、渋滞していなかったり、まだ渋滞していない区間で渋滞に巻き込まれることがあるので、それ程有効に機能しているとは感じていません。この機能は渋滞予測精度がもう少し上がらないとうまく機能しないと思います。この点の技術開発が進むことを祈るばかりです。
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