2011年6月15日水曜日

プリウスαの受注

 プリウスαの受注が絶好調の様です。約1か月で52,000台の受注だそうです。月間販売台数計画は3,000台なので、その好調さがわかります。

 内訳は、2列シートが38,000台、3列シートが14,000台で、2列シートの方が人気があるようです。

 好調の原因は、ハイブリッド車は燃費はいいが狭いので使い勝手が悪いと感じていた人たちが、燃費も良く、使い勝手の良い広さになったプリウスαに興味をもったとみているようです。

 ハイブリッド車で、攻勢をかけるトヨタですが、ガソリンエンジンの熱効率を高めて、燃費向上を図っているマツダにも興味があります。

 マツダのCMでは、ガソリンエンジンは燃料の70%を有効利用できていないといっていますが、ガソリンエンジンの熱効率は10数%程度だと思います。さらに、排熱を有効利用して30%程度まで言っているのでしょうか?

 ガソリンエンジンの熱効率を高めるためには、燃焼温度を高くするのが手っ取り早いのでしょうが、燃焼温度を高くすると、NOx濃度が高くなったり、材料の信頼性が低くなったりと大変なようです。

 燃費を大幅に改良したガソリンエンジンを利用したハイブリッドシステムなら、さらに燃費は向上しそうです。今後の動向に注目していきたいと思います。

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