2011年9月28日水曜日

レクサスLS600hLハイブリッドシステム



 レクサスLS600hLは5.0LV8ガソリンエンジン(2UR-FSE)にモーターを併せ持つハイブリッドシステムですが、レクサスLS600hLのすごいところは、これにAWDシステムを組み合わせているところです。

 ハイブリッドシステムでは、エンジンでの出力を動力と発電に振り分けます。発電機で得られた電気はモーターを回すことに使用されますが、エンジンで得られた動力とモーターで得られた動力を制御する必要があります。

 最終的に得られた動力はAWDシステムで、前輪、後輪に最適化して振り分けられることになります。

 言葉で書くと簡単ですが、これを限られたスペースの中に入れ込んで実用化するには大変な苦労があっただろうと推察されます。

 2代目プリウスでは、エンジン動力からモーター動力に切り替わるとき若干の違和感を感じますが、レクサスLS600hLでは、その違和感がないのではないかと思っています。

 レクサスLS600hLが目指すハイブリッドシステムは、低速域での静粛性とシームレス(継ぎ目のない)加速、そして、高速域でのさらなる力強い加速だと思います。一度運転してみたい車です。

0 件のコメント:

コメントを投稿