2011年12月12日月曜日

余談2

昨日に引き続き余談です。

昨日はカーボンモノコックについてですが、本日は以前にも述べたセラミックターボチャージャーについてです。

トヨタ社ではレクサスGSの前身であるアリストやスープラにセラミックターボチャージャーを採用していましたが、セラミックターボチャージャーは京セラ製でした。

しかし、セラミックターボチャージャーを実用化したのは日産スカイラインGT-Rでした。

日産は日本特殊陶業とセラミックターボチャージャーを開発し、スカイラインGT-Rに採用しました。

しかし、詳しい経緯は知りませんが、その後日産スカイラインGT-Rのセラミックターボチャージャーは日本碍子製に変わり、最終的には京セラ製に変わっていきました。

セラミックターボチャージャーは窒化ケイ素と呼ばれるセラミックからできていましたが、1980年代の窒化ケイ素材料は京セラ、日本特殊陶業、日本碍子が大手メーカーで技術力も先行していたようです。

詳細を調べたわけではありませんが、世界的に見てもセラミックターボチャージャーを実用化したのは、この3社だけではないでしょうか?

現在セラミックターボチャージャー搭載車が無いというのは残念なことです。

余談でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿