2013年7月12日金曜日
新型レクサスIS Advanced Safety Technology2
本日は新型レクサスISの先端安全技術の続きです。
Pop Up Hoodは歩行者を保護するために、歩行者と衝突した際、フードを上げて歩行者に与える衝撃を弱める技術です。
フロントバンパーにセンサーがあり、衝突したのが歩行者だと判断された場合、フードを持ち上げます。
ポールなどに衝突した場合などはフードは上がりません。
フロントバンパーには圧力センサーでも設置しているのでしょうか?
Airbagsは当たり前のようになってきましたが、レクサスのエアバッグは、これでもかというほど配置されています。
その結果、ピラー類が太くなり、死角を大きくするという、デメリットもあります。
現状より、さらに小さく折りたためるエアバッグの開発が待ち遠しいです。
High-strength Cabinは乗車した人を守るために重要な技術です。
F1などの大事故で、カウル等は大きく破損しても、ドライバーが載っているカーボンモノコックはしっかり形が残っているのを何度か見かけました。
F1等で死亡事故が減ったのはカーボンモノコックの開発のおかげだとも聞きました。
事故の衝突等で大きな衝撃を受けても、乗車した人の空間を確保するためには高強度なキャビンが必要です。
Impact Absorptionは衝撃吸収による安全性確保です。
衝突の際の衝撃から守るためには高強度なキャビンが必要ですが、キャビンにかかる衝撃を弱める方法として、衝撃吸収があります。
一般的には衝撃吸収は、材料の変形により衝撃エネルギーを吸収しますが、材料が変形すると修理は大変になります。
衝撃吸収による安全性確保は事故後の経済性も少し頭の片隅に置いておいて欲しいことです。
もっとも安全が第一ですが。。。
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