先日紹介したレクサスGSのハイブリッドに関するページを見ていいたら、レクサスGS300hのエンジンに関する記述に目が留まりました。
「
熱効率にすぐれた、GS300h 2.5リットルエンジン
ハイブリッド専用にL4 2.5リットルアトキンソンサイクルエンジンを採用。
Dual
VVT-iに加え、筒内直接噴射と吸気ポート噴射の2つのインジェクターを持つD-4S
についても、筒内直接噴射を高圧力化・大流量化することで混合気の均質化などを図った「次世代D-4S」を搭載。
13.0の高圧縮比との組み合わせなどで
高い熱効率を実現しました。
すぐれた低燃費性とともに、全域で豊かなトルクを引き出すなどパワーも高いレベルで両立させています。
圧倒的な静粛性はレクサ
スハイブリッドの象徴です。
」
熱効率とはガソリンを燃焼して得られる熱エネルギーの内何%と動力として取り出せたかの指標になります。
熱効率が高い方が省エネルギーになります。
現在のエンジンは複雑で様々な工夫がなされています。
筒内直接噴射と吸気ポート噴射もそうです。
筒内直接噴射では圧力の高いシリンダー内に燃料を噴射するため筒内の圧力に勝つための強い力が必要になります。
さらに圧縮紐13と高いのでその圧力は相当なものです。
圧力を高くすると部品の摺動特性にも影響を与え、様々な問題を引き起こす可能性があります。
今回のエンジンはそのような細かい改良が加えられているのだと思います。
なかなか外には出てこない技術的改良ですが、サイトの内容を精査すると細かい改良点が見えてくることがあります。
レクサス(トヨタ)のハイブリッドシステムは日々進化しているのだと感心しました。
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