新型レクサスGS300hのテレビコマーシャルのメーキングビデオも公開されていましたので紹介します。
青白く光ったように見える映像は、蛍光塗料を塗布したクルマをブラックライトの下で走行させて撮影したようです。
また、撮影中にリヤを滑らせながら走行するレクサスGS300hが制御しきらず、道路脇に飛び出している映像なども含まれています。
プロのドライバーでもこの様なミスをするのだなと思いました。
なかなか楽しいメーキングビデオに仕上がっていると思います。
余談ですが、映像の中に出てくるブラックライトとは、紫外線に近い波長の短い光(電磁波)を照射するライトのことです。
蛍光塗料を塗ったものをブラックライトの下で見ると、青白く見えます。
因みに、蛍光塗料とは、ブラックライトなどの光(電磁波)を照射すると塗料中の電子が励起され、一時的にエネルギー的に高い位置に移動し、また下の位置に戻ってきます。
この時にある波長の光を放出します。
塗料の種類によって、放出する光の波長は異なります。
今回の蛍光塗料とは異なりますが、蛍光灯の内側にも幾つかの波長の異なる蛍光体が塗布されており、白色の光を放出しています。
蛍光体を光らせるためにブラックライトを利用する理由は、波長にあります。
波長が短い光程エネルギー的に高いため、蛍光体を励起しやすいからです。
御存知の方も多いとは思いますが、メーキングビデオを楽しんでもらうための予備知識でした。
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