レクサス公式サイトのLFAのページを見ていたら面白い写真を見つけました。
LFAのエンジンの分解写真です。
エンジン内部の部品を見ることはなかなかないと思います。
LFAはV型10気筒のDOHCエンジンなので、カムシャフトが左右2本ずつあるのが見えます。
またバルブはきゅう排気併せて40本あります。
吸気バルブと排気バルブの色が異なって見えるので、材質が違うのではないかと思います。
ピストンと一体化したコンロッドも見えます。
余談ですが、私はコンロッドとは部品の正式名称だと長いこと思っていました。
コンロッドがコネクティングロッドの略であることを知るまで長い時間を要しました。
コンロッドはピストンピンを介してピストンと繋がっていると思うのですが、そこまでは分解していないようです。
エンジンブロックはアルミの鋳物だと思うのですが、シリンダ部分に挿入されているであろうスリープまでは確認できません。
スリーブは高温の燃焼ガスに曝されるので、鉄鋼材料が使われているようですが、スリーブを挿入しないオールアルミブロックエンジンの開発もされていると聞いたことが有ります。
純アルミの融点は670℃弱ですから可能なのだろうかと思いましたが、アルミは熱伝導率が高いので外部を水冷すれば使用できる可能性があるようです。
部品が細かいのでわからない部品もたくさんありますが、この写真を見ているだけで楽しくなりました。
これら多くの部品が正確に組み込まれて1万rpmもの高回転で回転することで大出力が生む出されると思うと単純にすごいなと思います。
また、時間のあるときにゆっくり眺めたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿