また新たなレクサスNXの動画を見つけたので紹介します。
レクサスNXの開発物語の一つで開発者へのインタビューがメインの動画です。
興味深かったのは、レクサスNX300hとNX200tの共通点について言及しているところです。
レクサスNX300hにしてもレクサスNX200tにしてもベースはエンジンである。
ハイブリッドは電気でブーストし、ターボ車はエアをブーストする。
これまで無かった発想だったので新鮮に感じました。
見方を変えるとハイブリッド車もターボ車も同じで、ガソリンエンジンを何でブーストアップするかだけの違いであるということです。
また、映像の中にターボチャージャーローターが出てきます。
排気ガスに曝される排気側と空気を圧縮するコンプレッサー側のラジアルローターが軸両端についたローターを手に持っています。
昔のどっかんターボ用のターボローターと違って、レスポンス重視の今回のローターは径が小さくなっています。
低速域の少ない排気ガスでもターボローターが回転し、低速域からトルクを上げるためと思います。
また、ハイブリッドを担当した開発者の話を聞いていると、かなり優秀な人なんだろうなという印象を受けます。
開発において、事前に出るであろう問題点を事前に想定し、早め早めに手を打つのはどの開発者も心掛けているものの、なかなかできないことです。
この担当者は開発において前倒し前倒しで安全を確保しながら開発をしたのだろうと推察されます。
ただ、もしそうだとしたら、少し心配なのが、車の面白みが少なくなってはいないかということです。
非常にまじめな担当者であるため、車に遊びが無くなっていることが危惧されます。
もっとも、あくまで動画を見ただけの印象なので、実際に乗ってみないとわからないことです。
内覧会も終わり、デビューショーを待つ段階ですが、結局内覧会には行けず仕舞いでした。
残念です。
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