2011年1月20日木曜日

レクサス ハイブリッドの軌跡


 レクサスハイブリッド車はレクサスGS450hから始まります。世界初のFRハイブリッドとして2006年に登場しました。それまで、ハイブリッド車といえばFFベースでしたが、ハイブリッドシステムの小型化によりFRのGS350をベースにハイブリッドGS450hを開発しました。

 これまで私が試乗してきたレクサス車の中で、レクサスGS450hは最も優れた車だと感じています。もっとも、まだレクサスLSの試乗をしたことが無いので、レクサスLSに試乗したら考えが変わるかもしれません。

 しかし、現時点では、レクサスGS450hが最も優れていると思っています。3.5Lエンジンにハイブリッドシステムで4.5Lエンジンと同等の動力性能をもつレクサスGS450hは、異次元の加速性能を持っていることはもちろんですが、私が最も気に入っているのは足回りの完成度の高さです。

 レクサスGS450hのサスをスポーツモードに設定すると、地に吸い付くようなコーナリングをします。若干の路面のギャップは、ものともせず、安定した走りを保証してくれます。

 2007年には、FRハイブリッドをベースとしたAWD車LS600h/LS600hLが投入されました。レクサスのフラッグシップカーであるLSに5.0Lエンジンとハイブリッドシステムを組み合わせて、6.0Lエンジン相当の動力性能をもつ、レクサスLS600h/LS600hLはレクサスハイブリッドの先進性を証明したといって過言で無いでしょう。

 2009年にはハイブリッドクロスオーバーレクサスRX450hとレクサス車初のハイブリッド専用車レクサスHS250hが発売になりました。レクサスHS250hはFFで、これで、全ての駆動方式でのハイブリッド化を完了しました。

 そして2011年レクサス初のコンパクトハイブリッド、CT200hが誕生しました。レクサスCT200hについては、これまでに十分述べてきたとおりです。今年はレクサスのハイブリッドラインナップが充実した年といえます。

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