レクサスGS350を横から見ると、流線型のフォルムが良くわかります。フロントからリヤまで流れるような曲線で結ばれています。
特にリヤは、リヤエンド付近まで傾斜が続いています。空気抵抗が小さく走りをイメージさせるフォルムです。
レクサスGSは、日本国内ではクラウンアリストとして登場しました。当時は走りのクラウンアリスト、乗り心地のクラウンマジェスタとして、クラウンの派生車種でした。
しかし、クラウンと言いながらプラットフォームはスープラと共通で、ツインセラミックターボを搭載したグレードも存在していました。
ツインセラミックターボは、ターボチャージャーの欠点であるターボラグを抑制し、応答性と高出力を両立したシステムでした。
さらに、スープラには排気制御弁が搭載され、低速域では、ツインセラミックターボの片方だけに排気を送り、シングルセラミックターボとして使用し、応答性を高めていました。
一方、高速域では、ツインセラミックターボを併用し、大量の空気を送り込むことで高出力を実現していました。クラウンアリストにも排気制御弁が採用されていたかどうかはわかりませんが、ツインセラミックターボは、ターボチャージャーの応答性を高めた高出力システムでした。
上述のように、レクサスGSの前身であるアリストは、走りを意識した車です。上記の写真からもその一端が垣間見られます。
明日からも、少しずつレクサスGS350について、レビューしていきたいと思います。
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