車両が横滑りしそうになった時、後輪(FR車)または前後輪(AWD車)が空転したとき、坂道発進をしたときは、VSC、TRC、ヒルスタートアシストコントロールの作動を表示するためにスリップ表示灯が点滅します。
VSCの作動時、ブザー(断続音)がなります。
ヒルスタートアシストコントロールの作動時、制動灯とハイマウントストップライトが点灯します。
以前少し書きましたが、リヤタイヤの摩耗が激しくなると、滑りやす路面で低速域からハンドルを切りながら加速するとVSCが作動することがあります。
この場合は、スリップ表示灯が点灯しましたが、特に出力が下がったり、タイヤのグリップを取り戻すような挙動は感じられず、ハンドルを普通に戻していく過程でタイヤの空転も収まりました。
また、ぬかるみや新雪などから脱出するとき、TRCやVSCが作動していると、アクセルペダルを踏み込んでもエンジン出力が上がらず、脱出が困難な場合があります。
このような時、VSCOFFスイッチを押すことにより脱出しやすくなります。
TRCを停止するときは、上の写真のようにスイッチを押せば停止できます。
さらにもう一度押すとシステム作動状態に戻ります。
TRC、VSC作動状態であれば、緊急にある程度、車が自動的に車を制御してくれます。
通常はTRCやVSCをOFFしないようにしましょう。
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