レクサスは1月30日に「第2回 LEXUS DESIGN AWARD」入賞作品を発表しました。
私は芸術性には乏しいため創造的な発想は苦手ですが、今回の受賞作品を見て、レクサスがなぜこのような企画を実施するのか、少し理解できたような気がいます。
今回の作品をみて、この様な発想もあるのかと感心させられました。
レクサスを含め、トヨタの技術者は、ほぼ同じフィールド内で仕事をしていると思います。
その道のプロとして専門性は高くなりますが、視野が狭くなる危険性が高くなります。
同じ仕事を続けていると、知らないうちに独創性が失われていく可能性があるのです。
そのような技術者が、今回の様な独創的な作品を目にし、手に取ることが出来れば、技術者としての感性がインスパイアされ新たな発想が生まれる可能性を感じました。
レクサスがデザイン分野において新たな才能に助力する試みの真意を汲みかねていましたが、今回の作品を見ているうちに、なんとなく理解できた気がします。
新たな発想を常に内部から求めることは難しく、たまには外部からの新しい発想を吹き込む必要があるのだと思います。
知っていることを出来ることは違います。
トヨタの技術者は多くのことを知っていますが、この知識を有効活用するには、刺激が必要なのだと思います。
過冷却した水に衝撃を加えるとたちまち凍ってしまうように、豊富な知識に衝撃を与えることによって、新たなイメージが固まることもあると思います。
皆さんも入賞作品をみて、刺激を受けてみてはいかがですか?
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