レクサスは本日10月15日にリコールの届け出を行いました。
概要は下記の通りです。
「
平成18年から平成22年に生産したLS600h、GS460、IS F、IS350など12車種の一部車両につきまして、平成26年10月15日に下記内容のリコールを国土交通省へ届け出しました。
ご愛用の皆様にはご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんが、レクサス販売店からご案内させていただきますので、お早めに点検・修理をお受けいただきますようお願い申し上げます。
お客様のご愛用車が対象車両かどうかは、リコール等情報対象車両検索でご確認いただけます。
なお、トヨタ車につきましては、平成19年から平成22年に生産したクラウンマジェスタ、クラウン、マークXが対象となります。詳細につきましては、トヨタHPのリコール情報でご確認いただけます。
リコールの概要
【1. 不具合の状況】
原動機の燃料配管(デリバリパイプ)において、燃圧センサ締結面の平滑度が不適切なため、燃圧センサを規定トルクで締め付けても締結力が不足しているものがあります。そのため、燃圧センサ締結部がゆるみ、燃料が漏れるおそれがあります。
【2. 改善の内容】
全車両、デリバリパイプの燃圧センサ締結面を研磨し、ガスケットを新品と交換して燃圧センサを適正に締め付けます。
」
ここで疑問なのが、リコールの内容が4年近く前の2011年1月26日に届け出たリコールとほぼ同じ内容だということです。
この時はレクサス車では、レクサスIS250のみが対象でした。
しかも対象となる車台番号の始まりは2011年1月のリコールの際と同じで、終わりは前回よりも後に生産された車も対象のようです。
さらに今回は、対象車種がLS600h、LS600hL、LS460、LS460L、GS460、GS450h、GS350、IS-F、IS350、IS250、IS250Cと大幅に拡がっています。
前回の対策は以下の通りです。
「
全車両、燃料圧力センサ取付け部の燃料漏れの有無を点検し、漏れのないものは当該センサを適正なトルクで増し締めし、漏れのあるものは取付け部のガスケットを交換し当該センサを適正なトルクで締付けます。
」
今回は以下の通りになっています。
「
全車両、デリバリパイプの燃圧センサ締結面を研磨し、ガスケットを新品と交換して燃圧センサを適正に締め付けます。
」
今回のリコールが2011年1月のリコールと同じような内容であることは備考で書かれています。
「
(備考)本届出対象車の中には、過去に同装置に係る発生原因の異なるリコール届出(平成23年1月26日付「届出番号2695」)を行っている車両が含まれています。
」
今回のレクサスのリコール情報をみて、少し誠実さに欠けると思います。
また認識の甘さを感じます。
まず、2011年1月に同じような内容のリコールを届け出たことを明確には表示していない点です。
次に、なぜ2011年1月のリコールの時点で、今回の不具合に気付かなかったかです。
もし、センサー取り付け部の締結面の平滑度が不適切であるならば、2011年1月のリコール時にその事例はあったはずです。
2011年1月のリコール対象車は1万台を超えています。
本来ならば、この時点で対応すべき事案だと思います。
なぜ、4年近くもたった今の時期にリコールの届け出を行ったのか、誠意ある説明を求めたいと思います。
なお、リコール対象車がどうかは、レクサス公式サイトで検索できます。
因みに私のIS250は対象でした。
近いうちにディーラーから連絡があるものと思います。
先日6ヶ月点検でディーラーに行ったばかりなのですが。。。
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2014年10月15日水曜日
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