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関連記事の検索方法
レクサスに関して書いてきたこのブログも記事数が1600件を超え、関連記事を見つけることが困難になってきました。しかし、折角訪問いただいた皆様には必要な情報を提供していきたいと思います。関連記事の検索方法としては
1.上の検索ボックスに検索したい内容のキーワードを入力して検索する。
2.記事の下のラベルのキーワードをクリックする。
3.右側サイドメニューのアーカイブから関連記事を探す。
等があります。一度お試しください。
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2011年10月3日月曜日
メガウェブ バッテリー
上の写真が、初代プリウスに搭載されたニッケル水素バッテリー(下)と2代目プリウスに搭載されたニッケル水素バッテリー(上)です。
ともにニッケル水素バッテリーですが、大きさがかなり違うことがわかります。初代のバッテリー重量が76kgに対し、2代目は39kgとなっています。
単位重量当たりの能力は初代が280W/kgで、2代目は540W/kgとなっています。能力がほぼ倍になっています。
初代プリウスの発売が1997年、2代目プリウスの発売が2003年ですから、6年間で能力が約倍になったことになります。
トヨタ社の開発力の賜物と言って良いでしょう。バッテリーの小型化はハイブリッドカー電気自動車の性能向上や実用化に必須の技術でしょう。
ハイブリッドカー、電気自動車用バッテリーは将来的にはリチウムイオン電池に変わるだろうと予想されていますが、開発の進捗状況は思わしくないようです。
詳しくはわかりませんが、技術的問題と供給安定の問題の二つが課題なのではないでしょうか?技術的には安全面の確保が難しいようです。少し前は、携帯電話用リチウムイオン電池の充電中の発火問題などがありました。
携帯電話のように小さなバッテリーであれば、発火の規模もまだ小さいですが、自動車用のリチウムイオン電池が発火すれば大惨事になりかねません。
自動車用の大型リチウムイオン電池はまだまだ開発途上の段階のようです。安全性の確保はメーカーとして必須の責任ですから、実用化にはもう少し時間がかかるのではないでしょうか?
もう一つは原料の安定供給の問題があります。リチウムの大産地の一つとして中国があります。中国はレアアースを含め多くの資源を抱えており、これまで安価に供給してきました。
しかし、中国経済が発展してくると、これまでの安価な供給を見直し、戦略的に生産を制御しだしました。現在のレアアース高騰の一因はここにあると思います。
同様にリチウム原料の入手先の多くを中国に頼っていたため、今後リチウム原料が安定して入手できるか不透明な状況です。
このような状況で、リチウムイオン電池を発売すれば、安定供給できるか不安です。リチウム原料を安定的に入手できる新たなパートナーを見つけるまでは実用化されない可能性がると思います。
バッテリーの問題は、ハイブリッドカー、電気自動車の将来を左右する大きな問題です。今後の動向に注目したいと思います。
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2011年10月2日日曜日
メガウェブ FCHV
大阪から東京まで走破した燃料電池ハイブリッド車(FCHV:Fuel Cell Hybrid Vehicle)も展示されていました。
このFCHVはトヨタ社のハイブリッド技術をベースにガソリンエンジンの代わりに燃料電池を積んだハイブリッドカーです。
燃料電池には固体高分子型の燃料電池を採用し、最高出力90kWとなっています。以前書いた通り、高分子型の燃料電池では白金触媒を使用するためコストが大幅に高くなります。
しかし、最近ではニッケルを主体とした触媒が開発され、大幅なコストダウンが期待されます。また、燃料電池では固体酸化物燃料電池(SOFC)の可能性もあります。
こちらは、酸化ジルコニウムや酸化セリウム等の酸化物を電解質として用います。まだまだ実用化の域には達していませんが、熱効率はSOFCの方が高いようです。
今回紹介したFCHVはハイブリッド技術で培われたパワーコントロースユニット(PCU)などが活躍したようです。
実用化にはもう少し時間がかかると思いますが、是非とも実用化してもらいたい技術です。
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2011年10月1日土曜日
メガウェブ プラグインハイブリッド車
プリウスプラグインハイブリッド車のカットモデルが置いてありました。プラグインハイブリッドは、従来のハイブリッド車よりも電気自動車寄りの車で燃費がハイブリッド車よりも良くなるといわれています。
プラグインハイブリッド車はハイブリッド車でありながら、家庭用電源からの充電も可能になります。プラグインハイブリッドの実用化には、小型で高性能なバッテリーの開発が必須です。
バッテリーの性能は年々向上してきており、小型化が進んできています。後日紹介しましが、初代プリウスに搭載したバッテリーと2代目プリウスに搭載したバッテリーを見るだけでもその進歩が実感できます。
トヨタ社はプリウスよりも低燃費で安価な新たなハイブリッドカー「アクア」を12月のモーターショーで発表するようですが、今後のエコカーの主流がどのようになるのか注目です。
ハイブリッドからプラグインハイブリッド並行した後、電気自動車へ移行するのか?ガソリンエンジンの燃費向上に注力するのか?排ガス正常化技術を開発してディーゼルエンジンに移行するのか?はたまた燃料電池自動車に移行するのか?
現時点では様々な選択肢が残されていますが、技術的課題、コスト的課題の解決の成否によって、淘汰されていくのだと思います。今後のエコカーの動向にも注目です。
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