レクサスの公式サイトからBEYONDのページを見ていました。
THE LABというページでは、日本以外では唯一レクサス車を製造しているカナダオンタリオ州のケンブリッジ工場を紹介しています。
カナダオンタリオ州ケンブリッジ工場の成功をもとに2015年にはアメリカケンタッキー州ジョージタウンの新工場でES350が製造されることになったようです。
因みにカナダオンタリオ州ケンブリッジ工場ではRXを製造しています。
レクサスではその製造過程において匠の技を強調しています。
つまり人間の感性を重要視しています。
サイトにおいても人間の触覚や視覚などを駆使して不良品を向上の外に出さないようにしていることが伺えます。
確かに人間の五感は鍛えると機械以上の感度とスピードを実現することができます。
例えば指先はミクロンオーダーのうねりを検知できる上、機械では実現できないようなスピードで欠陥部分を特定できます。
機械でもミクロンオーダーのうねりは検知できますが、欠陥部分を発見するには全ての部位をスキャンすることが必要で、時間は大幅にかかります。
さらに大きな製品を検査するとなると、検査機械そのものが大きくなり、コストがかかることになります。
人間は非常に優れ検査機械といえます。
しかし、一方で人間の感性にはむらがあり、毎日同じ感性で検査することが困難です。
また、人によるばらつきも大きいと言えます。
人が変わると検査基準が変わってしまう危険性が潜んでいます。
現在日本でも、匠の技を有する職人の高齢化が問題となっており、若い技術者に技の伝承をしようと取り組んでいるようです。
ただ匠の技は、感性によるところが多く、人に技を伝えるのは至難の技だろうと予想されます。
レクサスの高品質が代々受け継がれていくことを祈ります。
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2014年9月26日金曜日
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