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2013年3月21日木曜日

アライメント調整

本日はホイールのアライメント調整について書きたいと思います。

最近ブリヂストンがアライメントに関するCMを流しているのをみて、以前アライメント調整したことを思い出しました。

結論から言って、ホイールのアライメント調整は非常に有効だったということです。

ここでいうホイールのアライメントとはホイールの角度調整を差しています。

ホイールのアライメントにはタイヤ取り付け後のバランス調整も入るかもしれませんが、今日はホイールの取り付け角度について述べています。

ホイールの取り付けに関しては大きく二つの取り付け角度があります。

トー角とキャンバー角です。

勿論その他にもありますが、本日はこの二つの角度について書きます。

トー角とは、クルマを真上から見たて、前方を上に下とき、4本のタイヤの向きは上下の4つの線で表現できます。

タイヤの向きがハの字の場合トーイン、逆ハの字の場合トーアウトなどと呼びます。

普通の車はトーインに設定されています。

トーインに設定することで直進安定性が高くなりますが、角度が大きすぎると走行抵抗につながる上、タイヤの偏摩耗に繋がります。

また、左右のトー角がバラバラだと直進安定性が悪くなるとともに、左右のコーナリングの際に感覚が異なるため違和感を感じます。

また、左右のトー角が異なると轍などでハンドルを取られた際に、取られ方が大きく感じることもあります。

トー角は車種ごとに適正値が決められていますが、新車で購入したときから適正値を外れていることもあるようです。

因みにレクサスIS250はこのトー角しか調整できません。

キャンバー角については調整用のボルトがついていないため、調整不可です。

このため、キャンバー角が適正値から外れていても修正はできません。

トー角については、調整前後で乗り味が全く異なります。

4本ともタイヤを交換した際に、一度ホイールのアライメント調整をしてみることをお勧めします。

参考までにキャンバー角とは、クルマを真正面から見た場合、ハの字をネガティブキャンバー、逆ハの字をポジティブキャンバーなどと呼びます。

キャンバー角はハンドリングに大きな影響を与えます。

レクサスIS250は比較的大きなネガティブキャンバー角がついています。

このため、コーナリングの際に安定したグリップ力が得られますが、直進走行の多い方は、タイヤの内側から摩耗していくことになります。

タイヤの外側は十分溝が残っているのですが、内側の溝が無くなっている場合があります。

タイヤの内側は見難いので、タイヤの摩耗に気付かない場合もあります。

定期的にタイヤの内側も点検することをお勧めします。

クルマは僅かな変化で挙動が大きく変わることがあります。

御自分の運転に合うように調整してみてはいかがですか?

2012年6月16日土曜日

4輪アライメントの効果

4輪アライメントの効果を述べる前に、タイヤはトー角、キャンバー角、キャスター角など様々な角度を持って取り付けられていることを書いてきました。

私の場合、今回はトー角の調整のみでしたが、直線安定性が格段に良くなりました。

それも調整は約3分から9分程度の調整です。

1度にも満たないわずかな調整のように思いますが、効果は抜群です。

4輪ともタイヤを後根した際は、4輪アライメントの調整も行うことを勧めします。

4輪アライメントが狂った状態で乗っていると、タイヤがそれにならって摩耗していくため、アライメントが来るっていることに気付きにくいですが、新品タイヤにした際に顕著に症状が出ることがあります。

4輪アライメントは新車納入時でも規定内に入っていないこともあるようです。

また、長年乗っていると4輪アライメントが来るってくることがあります。

調整できるということは、変化する可能性があるということで、長年乗っていれば狂ってくる可能性は十分あります。

また、タイヤに強い衝撃を与えても狂う可能性があります。

最近、自動車の安定性に不安がある方は4輪アライメントの測定、調整をお勧めします。

2012年6月15日金曜日

キャスター角とは?

キャスター角は、操舵軸のある前輪にのみ設定されるものです。

操舵軸の傾きがキャスター角です。

操舵軸とは、タイヤが左右に回転する際の軸のことなので、操舵軸のない後輪にはキャスター角はありません。

イメージ的には、バイクの前輪をイメージした方がわかりやすかもしれません。

バイクの前輪は、前輪の垂直上方向にハンドルはついていません。

この状態だと、ハンドルを切った時、タイヤが敏感に反応することが想像できます。

通常は、前輪の垂直上方向より、後方側にハンドルがついています。

アメリカンバイクなどのキャスター角は大きくなっています。

垂直上方向から後方にずれた角がキャスター角だと思ってもらえればよいと思います。

キャスター角の主な目的は直進安定性の確保です。

詳細は図で解説している他の説明を参考にしてください。

通常、キャスター角の調整はできないことが多いようです。

この様に、自動車のタイヤは、様々な角度を持って取り付けられていますが、角度が設定値からずれていたり、左右の差が大きくなると安定性、操作性に影響が出てきます。

2012年6月13日水曜日

キャンバー角とは?

本日はキャンバー角についてです。

車を前方、あるいは後方から見ると、多くの場合、タイヤは地面に対して垂直には取り付けられていません。

現在の多くの車は、左右のタイヤの上側が狭く、下側が広くなるように取り付けられています。

真正面からみて、ハの字に取り付けられている場合、ネガティブキャンバーと言います。

逆に、上が広く、下が狭くなるように取り付けられている、逆ハの字の場合をポジティブキャンバーと言います。

昔の車はポジティブキャンバーの車が多かったのですが、現在はネガティブキャンバーの方が優勢です。

この時、地面に対して垂直方向を0度とした時のタイヤの傾きがキャンバー角で、タイヤの上方が内側に傾いたときにマイナス、外側に傾いたときにプラスで表すことが多いです。

ネガティブキャンバー角の目的も色々あると思いますが、主にコーナリング時の安定性のためについていると思えばよいと思います。

直進時には、タイヤの内側がしかっり接地し、タイヤの外側の荷重は低いですが、コーナリングの際に外側に荷重がかかると、タイヤ全体が設置してグリップ性能が上がるという考え方です。

レクサスIS250はネガティブキャンバーです。

しかも他の車よりキャンバー角が大きいようです。

キャンバー角もサスペンションの伸び縮みで角度が変わります。

サスペンションが伸びるとポジティブキャンバー側へ、サスペンションが縮むとネガティブキャンバー側へ変化します。

因みに車雑誌でたまに見かける「鬼キャン」のキャンはキャンバーのキャンです。

鬼のようなキャンバー角の車です。

このキャンバー角ですが、レクサスIS250では調整ができないようです。

私の車は、キャンバー角の左右のばらつきが結構大きかったですが、調整はできないとのことでした。

左右のキャンバー角が異なるということは、左右でコーナリング特性が変わることになります。

あまり、気持ちの良いものではありません。

ただし、キャンバー角を調整した際にどの程度の変化があるのか分からないので、何とも言えない部分もあります。

次回はキャスター角についてです。

2012年6月12日火曜日

トー角とは

車を上から見た際、ほとんどの車は左右の車輪が平行には取り付けられていません。

多くの車は、進行方向に対して、前方が狭く、後方が広い、ハの字型に車輪が取り付けられています。

この様な状態をトーインといいます。

一方、前方が広く、後方が狭い、逆ハの字の状態をトーアウトと言います。

進行方向から車輪の向いている方向のズレがトー角です。

一般的にはトーイン側のズレをプラス、トーアウト側のズレをマイナスで表します。

トー角の目的はいろいろありますが、もともとは、タイヤが広がる方向に進むことを抑制するためです。

また、トーインの設定の方が、トーアウトの設定よりも応答性が良くなります。

さらに、トー角はサスペンションの伸び縮みでも変化します。

現在の多くの車では、サスペンションが伸びるとトー角は広がり、サスペンションが縮むとトー角は狭くなります。

例えば、高速道路を多用する人は、トー角を若干広くした方が安定します。

これは、高速道路では、空力特性で車は下に押し付けられ、サスペンションが縮んだ状態で走行するからです。

また過大なトー角はタイヤの編摩耗を促進します。

逆に過小なトー角は、ハンドリングの鈍化を進めます。

当たり前ですが、左右のトー角のばらつきが大きいと直進安定性に影響を与えるとともに、タイヤの編摩耗を促進します。

最適なトー角への調整が必要です。

2012年6月11日月曜日

4輪アライメント

これまでに、4輪アライメントを調整されたことのある方はどれほどいるでしょうか?

私自身、4輪アライメントを調整すると車の安定性が大きく変わると聞いていましたが、素人にわかるレベルで変わるのだろうかと半信半疑でした。

しかし4輪アライメントを調整すると大幅に車の安定性が上がりました。

訳あって、4輪アライメント調整をしたのですが、劇的と言っても良いぐらい変化がありました。

しばらく4輪アライメントについて報告してきたいと思います。

4輪アライメントについて述べる前に、基本事項をまとめておきます。

御存知の方はとばしてください。

まず4輪アライメント調整で何を調整するのか?

大雑把に言って、トー角、キャンバー角、キャスター角です。

しかし、レクサスIS250はトー角しか調整ができないようです。

では、トー角とはなんでしょうか?

明日以降、それぞれ簡単に解説していきたいと思います。

因みに、クルマが真っ直ぐ走らない、最近安定性が落ちてきたなどの現象を感じている方は、ホイールアライメント調整を検討してみることをお勧めします。