レクサスHS250hの米国でのリコールが発表されました。2010年モデルが、追突された際に燃料漏れの恐れがあるため、米国の安全基準を満たさず、リコールにいたったようです。国内のレクサスHS250hは燃料タンクの形状やバンパーの構造が異なるため、安全性に問題がないとし、リコールは実施ない方針です。
レクサスHS250hやプリウスはブレーキ問題でリコールを実施したばかりなので、イメージダウンは免れないと思います。ブレーキ問題の際は、燃費向上のためブレーキによるエネルギー回生をぎりぎりまで行ったため、ブレーキの効きが悪く感じたためでした。ハイブリッド自動車では、フットブレーキを踏んだ際、モーターによるエネルギー回生と、油圧による制動に、コンピュータで振り分けられます。この際、燃費向上のため、モーターによるエネルギー回生をぎりぎりまで行うと、感覚的にブレーキの効きが悪く感じる可能性があります。しかし、ブレーキをしっかり踏んでいれば、最後には油圧側に全て振り分けられるので、車は必ず止まります。このため、トヨタ側は問題ないと判断していたのですが、最終的には世論に押し切られた形でリコールにいたりました。
今回の状況はまだ詳細がわかっていませんが、追突された際の燃料漏れのため、米国の安全基準を満たさないというものなので、個人的には判断が難しいと思います。しかし、人の命を預かる自動車は安全に関しては、過敏過ぎるほどでちょうど良いのだろうと思います。これからのトヨタ社の対応に注目したいと思います。
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