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2012年7月20日金曜日

THE LEXUS LFA サスペンション2

本日は、レクサスLFAのサスペンションの紹介の続きです。

レクサスLFAでは、ショックアブソーバーにも最新技術を採用しているようです。

その一つが、ショックアブソーバーのピストンロッドにコーティングされたDLC-Si(Diamond Like Carbon with Silicon)です。

DLCとは、ダイヤモンドに結晶構造に近いカーボンのことであることは以前書きました。

おさらいすると、カーボンには、大きく分けて二種類あります。

ダイヤモンドと黒鉛(グラファイト)です。

DLCはこの二つが混ざったような結晶構造をしています。

ダイヤモンド薄膜を作る際、完全なダイヤモンド薄膜を作るのは困難ですが、DLCを作ることは比較的簡単です。

今回の特長はDLCにSiを添加している点です。

どのようなメリットがあるのか、インターネットで検索してみたところ、豊田中研が文献がすぐに出てきました。

内容はDLCにSiを添加すると摩擦係数が小さくなるというものです。

摺動特性が改善されるということです。

一方、ショックアブサーバーのシリンダー内面にはNi-Si(Nickel-Silicon)メッキが施されています。

Ni-Siメッキについて調べると、ニッケル・シリコン・カーバイドメッキなるものがでてきます。

今回レクサスLFAに採用されているのが、Ni-Siメッキなのか、ニッケル・シリコン・カーバイドメッキなのか定かではありませんが、ニッケル・シリコン・カーバイドの方が目的に合っているような気がします。

ニッケル・シリコン・カーバイドメッキはニッケル素地にシリコンカーバイド(SiC)粒子を分散させているので耐摩耗性に優れています。

サイトの内容だけでは、詳細は分かりませんが、様々な新技術が採用され、その技術の内容を調べていくと、レクサスLFAの最新技術がどんどん明らかになっていきます。

もっとじっくり調べてみたいです。

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