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2014年4月13日日曜日

トヨタのエンジン開発

私はエンジンの専門家でもなし、今日は個人的妄想の入った内容なので軽く読み飛ばして下さい。

最近トヨタが低燃費のエンジンを開発し、今後2015年までに14機種の新エンジンを開発するという記事を目にしました。

しかも新エンジンは通常のエンジン、ターボエンジン、ハイブリッド用エンジンなど多岐に渡るようです。

新エンジンは高熱効率・低燃費エンジンがコンセプトのようです。

御存知の方もいらっしゃると思いますが、熱効率とは、燃料を燃焼して得られる熱エネルギー(燃焼熱)の内、どの程度仕事(運動エネルギー)に変換出来たかの指標です。

つまり、少ない燃料で高出力が得られれば高熱効率といえます。

さらに高熱効率を実現するためには、各種損失を減らす必要があります。

損失には、排気損失、冷却損失、ポンプ損失、摩擦損失などがあります。

熱効率を向上させ、損失を低減できれば低燃費エンジンができます。

今回のトヨタの発表では、高熱効率を達成するために、アトキンソンサイクルの採用と高圧縮比化を損失低減にはポンプ損失に対してはアトキンソンサイクルやEGR、まさつ損失には部品の改良などで対応しているようです。

この内容を見て、今回のエンジン開発にはマツダの影響があったのではないかと感じました。

個人の偏見かもしれませんが、最近の自動車業界は、トヨタ、ホンダはハイブリッドカー(HV)、日産、三菱は電気自動車(EV)、そして、マツダは従来エンジンの改良というイメージがあります。

トヨタ、ホンダはハイブリッドカーの開発競争で、低燃費化を争い、次々に低燃費の記録を更新しています。

一方の日産、三菱は電気自動車の普及を進めるために努力していますが、結果がついてきていない状況です。

そして、異端的存在がマツダです。

ガソリンエンジンの改良とディーゼルエンジンの改良で、他社とは全く異なる路線で勝負してきました。

その結果は、日産、三菱より良い結果が得られている様に感じます。

マツダのSKYACTIV-GやSKYACTIV-Dはガソリンエンジン車、ディーゼルエンジン車の可能性がまだまだあることを再認識させてくれたような気がします。

このマツダの成功がトヨタの開発戦略を見直させたような気がします。

トヨタがHVに軸足を置いて開発を進めていくのは間違いないと思いますが、ガソリンエンジン、EVにも、もう少し力を入れてくるものと思われます。

高熱効率・低燃費エンジンの開発やEV用、PHV用電気スタンドの設置推進などがその象徴と思われます。

また高熱効率・低燃費エンジンの開発はHVの更なる低燃費化にもつながる動きになります。

次回からは、トヨタの示した高熱効率・低燃費エンジンについて、もう少し詳しく見ていきたいと思います。

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