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2012年12月28日金曜日

トヨタのデザイン改革

ロイターの記事に「焦点:トヨタがデザイン改革に本腰、個性打ち出しブランド強化へ」というものがありました。

興味深かったので紹介します。

トヨタがこれまでの万人受けするデザインから脱却するために改革を進めているとのことです。

これまでは新車のデザインを決定していく過程で、多くの人の意見を取り入れて民主的に決めていっていたようです。

しかし、この方法ではデザインの新進性や個性が消えていってしまっていました。

そこで、審査する人間を絞り込んだり、デザイナーやチーフエンジニアの意見を優先する仕組みに変えていきました。

こうすることで、万人受けはしないが個性的な車が生まれてくる可能性があります。

この話は、本年1月にフルモデルチェンジした新型レクサスGSの開発秘話にも出てきました。

新型レクサスGSも万人受けするデザインではないと思います。

好きな人は好きだが、嫌いという意見も少なくないと思います。

このトヨタの変革は両刃の剣だと思います。

うまくいけばユーザーの心を掴み、販売台数も伸びていくでしょう。

しかしリスクも結構大きいと思います。

個性的な車は性に合わないという人が多ければ、顧客は離れていってしまうことになります。

勿論トヨタ社はこのようなリスクを承知の受けで挑戦したのだと思います。

トヨタのような大会社が大きな方向転換するのは、大変な労力だと思います。

小型の船(零細企業)の舵は切れば比較的短時間で方向転換できますが、大型の船(大企業)は舵を切ってから方向転換するまでに長い時間を要します。

今回、この様な大変革に挑戦するのも豊田社長の意向が強いようです。

創業家からの社長選出でプレッシャーも相当なものだと思いますが、本当に車が好きな人がワクワクするような車を作りたいと思って車作りに挑戦しようとしていると感じます。

若者のクルマ離れも言われている御時世ですが、これからも乗りたくなる、運転したくなる車作りに励んでいってもらいたいと思います。

私はトヨタの変革に大賛成です!

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