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2014年2月27日木曜日

LEXUS LFA 4.8LV10 ENGINE

本日はレクサスLFAの4.8LV10エンジンの紹介です。

レクサスの公式サイトLFAのページにはエンジンについて以下のように書かれています。


・圧倒的な性能を備えた新開発の専用4.8L V10エンジン。

・アイドル状態から0.6秒でレッドライン(限界回転数)の9,000rpmに達するきわめて応答性の高い設計。

・低摩擦のモータースポーツ用部品により、最大出力および最大トルクは412kW(552hp)/8,700rpm、480N・m(354 lb-ft)/7,000rpm。

・通常のV6エンジンと同等の重量、従来のV8エンジンと同等のコンパクト設計で、85.7 kW/L(1.9hp/立方インチ)の出力を達成。

・究極のパワーと超軽量の組み合わせにより、100km/h(62mph)までの加速時間はわずか3.7秒、最高速度は325km/h(202 mph)※日本モデルでは180km/h。


先日掲載したエンジン部品の写真からもその一端が伺えます。

また、レクサスLFAのエンジンの特長は潤滑システムにあります。

ドライサンプ潤滑システムです。

通常のエンジンでは、潤滑用のオイルはエンジン下部のオイルパンに貯められています。

しかし、このことでエンジン下部にある程度の容積が必要になり、エンジン重心が高い位置に来ます。

ドライサンプ化することでエンジンの高さを低くでき、重心を下げることが可能となるうえに、強力なGがかかっている状況下でもオイルを安定的に供給できるというメリットが出てきます。

エンジンは自動車部品の中でも非常に大きな重量を占めます。

エンジンを理想的な位置に配置するだけでハンドリング性能に大きな影響を与えます。

また、驚くことにLFAのエンジンはV10でありながら、重量ではV6エンジン相当、体積でもV8エンジン相当だそうです。

重量は、先ほど述べたように走行性能や燃費性能に影響を与えますし、体積はレイアウトやメンテナンス性に影響を与えます。

最近の車のエンジンルームをのぞくと部品でいっぱいで手を入れる隙間もない程です。

20~30年前の車のエンジンルームをのぞいたことが有るでしょうか?

部品はスカスカでまだまだ部品を増やす余地がありました。

ギュウギュウのエンジンルームはメンテナンス性が悪いだけでなく、熱対策も必要になってきます。

LFAのエンジンは様々な意味で優れたエンジンであると言えると思います。

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