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2014年2月24日月曜日

レクサスLFAテクノロジー



本日もレクサスLFAのテクノロジーの紹介です。

その中でも本日はカーボンファイバーシャシーについて紹介します。

レクサス公式サイトによると以下の通りです。

・独自開発の炭素繊維強化プラスチック(CFRP)キャビンを採用し、優れた一体性と軽量構造を実現。

・洗練された3つのCFRP成形工程がシャシー構造の65%を構成、重量が100kg軽量化。

・新CFRP技術の独自研究により、CFRPと金属合金による先進の接合工程を開発。

・社内開発のため、世界水準のCFRP技術を他のレクサスモデルの量産に展開することが可能に。

同じことを何回も書いているかもしれませんが、CFRPの特長は軽量で高強度だということです。

CFRPはその字の如く、炭素繊維で強化したプラスチックです。

炭素もプラスチックも軽量です。

プラスチックも技術が進歩し強度の高いプラスチックも出てきています。

しかし、いくら強度の高いプラスチックでも自動車の構造部品としては不十分です。

また、剛性の点でも不十分だと言えます。

そこで炭素繊維強化になります。

通常の黒鉛(炭素)では、十分な強度は得られません。

黒鉛は脆性材料なので、欠けやすく、衝撃に弱い特性を持っています。

しかし、繊維にすると有効体積が小さく、欠陥密度が小さくなるため、強度が飛躍的に向上します。

この繊維を編み込むことにより耐衝撃性や耐欠損性が向上します。

この炭素繊維の隙間にプラスチックを充填するのですが、その充填方法あるいは成型方法に3つの方法を採用したと書かれています。

部品の形状や使用目的によって成型方法を使い分けているようです。

成型方法については、また明日紹介したいと思います。

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