
ブレーキングについても、制動力は高く、車が減速せずにあわてることはまずありません。ブレーキングについての不満は、以前述べたように、完全停止時のショックを少なくして停止することが極めて困難であることです。
次にシフトについては、シフトダウン時の反応は極めて悪いです。減速時に6速から2速までパドルシフトで一気に落としても、実際にはかなりタイムラグがあってからシフトダウンされます。慣れてくると、このタイムラグの時間を計算して早めにシフトダウンして調整しますが、急な減速時にはどうしても反応が遅れ、減速ショックを弱めるため、ブレーキングを調整します。IS-Fでは、瞬時にシフトダウンするため、このような心配は全くありませんでした。
次に各種安全装置の介入についてですが、ABSやTRCは制動時や急な加速時には非常に有効に働いてくれますが、VSCは時に違和感を覚えることがあります。これは、高速から出口に向かい、若干急にハンドルを切って出たりすると、ハンドルが戻される感があり、その後少し蛇行気味の挙動を示すことがあります。これは、はじめ経験したときはタイヤがパンクしたのかと思いました。皆さんも注意された方が良いと思います。
全体的にみて、IS250VersionSの走行性能には満足しています。ただし、完璧な車は無く、もっとこうであったらとか、こうして欲しいとの要望はあります。この車をもっと乗りこなして、いい所、悪いところを理解していきたいと思います。
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