現在ドイツで開催されているフランクフルトモーターショーで、ダイムラーベンツが燃料電池車を公開していました。
燃料電池には、固体高分子型、リン酸型、溶融炭酸塩型、固体酸化物型などがありますが、燃料電池自動車として実用化が最も近いのが、固体高分子型燃料電池(PEFC)です。
ダイムラーベンツの担当者2025年には実用化したいと述べていましたが、固体高分子型燃料電池でネックになるのが白金触媒です。
高価なプラチナを大量に使用するため、大幅なコスト増となります。現在の貴金属高騰は燃料電池自動車実用化の妨げとなっています。
しかし、最近では、プラチナより大幅に安いニッケルを主体とした触媒も開発されつつあり、一歩一歩開発が進んでいる感があります。
また、リン酸型や、溶融炭酸塩型は小型化が困難なので、自動車用には向きませんが、固体酸化物型は期待できます。
しかし、固体酸化物で使用されるジルコニアやセリアは強度が弱く、車のように常に振動があるような環境で壊れないようにできるかが疑問です。
いずれにせよ、酸素と水素から電気を作り出し、排出物は水だけという燃料電池自動車は将来の夢の乗り物です。実用化されることを祈ります。
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