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2012年10月10日水曜日
NEW LEXUS GS450h 走り
本日は新型レクサスGS450h"F SPORT"の走りについての印象です。
まず、昨日書いたように新型レクサスGS450h"F SPORT"には4つのドライブモードがあります。
ノーマル、エコ、スポーツ、スポーツ+です。
上の写真は、上から順番に、横からの全体写真、ノーマル、エコ、スポーツ、スポーツ+のメーター写真です。
ノーマルとエコでは、タコメーターではなく、充電放電状態を示すメーターになっており、スポーツ、スポーツ+にするとタコメーターに変わります。
また、スポーツ、スポーツ+ではメーターも赤を基調とした色に変わります。
まず、ノーマルモードで走り始めました。
その重量感は高級車としての品格を上げるのにプラスに働いていると感じました。
ノーマルモードでは、高級ハイブリッドカーらしく、静かでトルクフルなイメージを与えます。
特に上り坂での走りに余力があり、ストレスのない運転が可能です。
次にエコモードでは、多少アクセルを踏み込んでも車の加速は鈍く、非常にゆったりと加速していきます。
個人的には、エコモードは慣れないと非常に運転しにくいと感じました。
エコモードで信号待ちからスタートすると、明らかに周りの車に取り残されます。
他車と同じ加速をしようとすると、メーターはPOWERの領域に入りエコな運転とは言えないレベルになります。
エコモードは周りにも気を使って使用しないと、周りのドライバーにストレスを与えることになりかねないと思います。
もっとも、うまく使えば燃費向上に大きく寄与するシステムだと思います。
街中を抜けて、郊外に入り車の性能を試す如く、ドライブモードをスポーツに切り替え、アクセルを踏み込んでみました。
その加速感は別次元であり、乗った際に感じた車の重量感を忘れさせるのに十分でした。
そして、加速の際でも感じるのが、地面に吸い付くような安定した足回りです。
しかし、タイトなコーナーが続くような道では、絶大なパワーに足回りがついてこられず、楽しさよりお怖さを感じてしまうことがあります。
ここで、スポーツ+にドライブモードを変えると、その足回りはスポーツカーへと変貌します。
硬めのあしは、ロールやピッチングを少なくし、安定した姿勢でコーナリングできます。
また、レンジをSに入れ、パドルシフトやシフトレバーでシフトダウンすると、レクサスCT200hとは異なり、かなりダイレクトな感覚でエンジンブレーキが利きます。
Dレンジでも十分楽しいですが、Sレンジでは車を操っている感がさらに高まります。
新型レクサスGS450h"F SPORT"はグランツーリスモでありながら、安定感だけではなく、運転する楽しみも考えて作られた大変すばらしいクルマだと思います。
明日以降も、新型レクサスGS450h"F SPORT"の魅力を紹介していきます。
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