九州宮田工場で生産しているレクサスESの一部を米国ケンタッキー州の工場に移管するというニュースがネット上を賑わせています。
レクサスESは日本国内では販売されていないため、全車輸出されています。
主に米国での売れ筋車種なので、米国移管は自然な流れなような気がします。
しかも、ケンタッキー州の工場ではカムリやカムリハイブリッドを生産しているようなので、レクサスESを生産する土壌はできているようです。
というのも、レクサスESにはカムリと同じハイブリッドシステムが採用されていたり、車体を共有してるからです。
しかし、円安が進む今なぜと感じる方も多いと思います。
私もそう感じました。
豊田社長は、現在は円安で利益が出ていても、為替相場の影響を受けやすいので、中期的に安定な経営を考えているようです。
確かに、日本では販売されておらず、米国での売れ筋車種なら米国で生産するのはリーズナブルだと思います。
しかし、レクサスはトヨタ車とは異なる基準で生産されており、その思想を米国ケンタッキー州の現地社員に理解させる必要があります。
米国ではレクサスはBMW、ベンツとならず高級車として認知されているので問題はないと思いますが、教育がうまくいかない場合、品質の低下が懸念されます。
2015年から生産開始の様なので、十分な教育をお願いしたいものです。
一方、九州宮田工場でもレクサスESの生産は継続するようです。
九州宮田工場では、アジア向けのレクサスESを生産するようです。
レクサスの生産もグローバル化されていくようですが、レクサス品質は必ず維持して移管していって欲しいと願います。
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