最近1~2週間車に乗らないことがありました。
久しぶりに車に乗り、動き出すと、シャシャシャシャシャーという音が聞こえました。
乗る前にはっきりと確認はしませんでしたが、ブレーキディスクに発生した錆がブレーキパッドによって剥されていく音だと思います。
レクサスSI250のブレーキディスクは鋳鉄製です。
鋳鉄とは鋼鉄に比べ炭素含有量が少ないため、比較的軟らかく、ステンレスのように錆を防止してくれる成分もほとんど含有していないので、すぐ錆びます。
鋳鉄は野外に1~2週間も放置していれば、表面が薄ら茶色になります。
さらにブレーキディスクはブレーキをかけるとブレーキパッドで挟まれて表面が削り落とされて、新しい面が出ています。
新しい面は活性な面なので酸素や水などの成分と結びやすくなっているので、錆びの進行を助長します。
しかし、この程度の錆びであれば、車が動き出すとともに、ブレーキパッドで綺麗に落とされます。
ブレーキパッドとブレーキディスクのクリアランスは僅かなので、綺麗に落とされます。
この音が動き出すとともにするのですが、下手にブレーキパッドとブレーキディスクの間に錆が挟まると、異音の原因になったりします。
また、短期間に生成した錆は問題ありませんが、長期間かけて生成した錆はブレーキディスク内部にまで拡散し、ディスク表面が平滑で無くなることがあります。
こうなるとブレーキディスクの交換が必要になります。
車は長期間動かさないと、様々なところに不具合が出てくるので、意識して定期的に動かす必要があります。
休みにはドライブにでもいって、定期的に車の調子を確認したいものです。
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2013年8月19日月曜日
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