ハイブリッド車の運転方法を述べる際に重要なブレーキについて書いていませんでした。
御存知の方も多いと思いますが、ハイブリッド車のブレーキはガソリン車のブレーキと異なります。
ハイブリッド車のブレーキは2種類あります。
一つは通常のディスクブレーキ、ドラムブレーキです。
ブレーキパッドでブレーキディスクを挟んでブレーキをかけたり、ドラムシューを押しつけてブレーキをかける方法です。
もう1種類が、回生ブレーキです。
昨日述べたモーターを回転させてエネルギーを回収するときの負荷を利用したブレーキです。
ハイブリッド車ではブレーキを軽く踏んでいるときは、ほぼ回生ブレーキで減速します。
さらにブレーキを踏み込んで急激なブレーキが必要になるとディスクブレーキやドラムブレーキで減速します。
3代目プリウスのブレーキの効きが甘いと言われたのは、回生ブレーキとディスク(ドラム)ブレーキの制御をするプログラムに問題があったと言われています。
出来るだけ、回生ブレーキでエネルギーを回収しようとしたため、ブレーキの利きが甘いと感じる人が多かったようです。
つまり、ハイブリッド車ではBレンジにしなくても、ブレーキを軽く踏めばエネルギーを回収できるし、むしろブレーキを軽く踏んだ方が、Bレンジよりも短時間でエネルギーを回収できるという話も聞いたことがあります。
しかし、ここで勘違いして欲しくないのは、Bレンジよりも軽くブレーキを踏んだ方がより多くエネルギーを回収できる訳ではありません。
軽くブレーキを踏んだ方が早くエネルギーを回収できるだけです。
同じタイヤの回転数で同じ時間でより多くモーターを回せばより多くのエネルギーを回収だけです。
ギヤ比の問題です。
自転車で1段で走行するとペダルを漕ぐ力は少なくて済みますが、距離は進みません。
一方、6段で走行するとペダルを漕ぐ力は多く必要ですが、距離は進みます。
エネルギー的に考えれば、運動エネルギーを電気エネルギーに変換するのですから、量的には変わりません。
もっとも、モーターでの発電において、一気に発電するのと、ゆっくり発電するのとで損失に差があれば、エネルギー的にも差が出てきます。
残念ながら私は電気はあまり詳しくないので、損失までは分かりません。
いずれにせよ、ハイブリッド車のブレーキは回生ブレーキと通常ブレーキの2種理があることを頭に入れて運転することで燃費はさらに向上することが出来るかもしれません。
御参考まで。
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2013年10月31日木曜日
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