トヨタ会館ネタが長くなりましたが、本日で最後です。本日はハイブリッド自動車についてです。一番上は、現行の3代目プリウスです。1.8Lエンジンにモーターアシストのパラレルハイブリッド自動車です。私の記憶が正しければ、プリウスは1999年に初代プリウスが発売され、2004年に2代目プリウス、2009年に3代目プリウスが発売され、2009年に累計販売台数が200万台を超えました。1999年にハイブリッド車が発売されたときは、もう発売?と思うほど、早かったです。トヨタ社の技術力を世の中に示した出来事でした。現在でもハイブリッド自動車では他社の追従を許さない状況です。
この間、多くの技術開発を行い、ハイブリッドシステムの小型化を実現してきています。プリウスのハイブリッドシステムはエンジン駆動とモーター駆動を使い分けて、燃料の低減を図っています。このモーター駆動では、650Vもの高電圧かつ大電流を制御しています。この電流を制御するのがPCU(パワーコントロールユニット)です。因みに初代プリウスの電圧は500Vでした。
レクサスLS600hのPCUはバッテリーの容積に収めるために、プリウスとは異なるPCUを使用しています。レクサスLS600hのハイブリッドは低燃費重視というよりは、モーターアシストによるエンジンの補助的なハイブリッドなので、より大電流を流す必要があります。このため、小型化に苦労されたようです。次期4代目プリウスの発売は2014年か2015年と思いますが、どのような新しい技術が導入されるのか楽しみです。
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