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2011年5月16日月曜日

ガソリンの危険性

 私は、セルフのガソリンスタンドで給油することが多いのですが、ガソリンを給油する際、必ず静電気を逃がすアース線に触れることを心掛けています。

 多くの方がガソリンの危険性を余り認識されていないのではないかと感じています。ガソリンは危険物の一つで、第四類の第一石油類に分類されます。第一石油類は引火点が21℃未満と定義されています。

 引火点とは、引火点以上の温度で、近くに点火源があれば、引火し燃焼してしまうということです。引火点が21℃未満ということは、常温で点火源があれば燃えるということです。

 具体的に言うと、冬場のように寒い日でも、ガソリンの近くでタバコを吸うと、引火する可能があるということです。また、静電気による放電でも引火する可能性があります。

 一方、灯油や軽油は第四類の第二石油類に分類され、ガソリンより危険性が低くなります。第二石油類は引火点が21℃以上70℃未満と定義されています。このため、常温で点火源があっても引火する可能性が低いです。

 また、ガソリンや灯油、軽油は絶縁体です。このため、絶縁性の容器に入れて、ガソリン、灯油、軽油を揺らすと、静電気が発生します。このため、絶縁性の容器に入れたガソリン、灯油、軽油を注ぎ出す際、静電気で放電する可能性があります。

 灯油や軽油は引火点が高いため、引火する可能性が低いのですが、ガソリンの場合は、引火する可能性が非常に高くなります。このため、ガソリンは絶縁性の容器に入れることが禁止されており、導電性の容器に入れる容易義務付けられています。

 このことを御存じない方が、ガソリンを灯油や軽油と同じようにポリ容器に保存して、注ぎ出す際に引火して火災を起こす事故があったりします。

 ガソリンは結構危険なので、セルフのガソリンスタンドで給油される方は、静電気対策をしっかりするとともに、周囲に点火源が無いことを確認された上で給油されることをお勧めします。

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