JAFMate2011年6月号にAFSの効果を確認する試験結果が載っていました。対象車はレクサスGSと日産ティーダでした。
レクサスGSは光軸調整タイプ、日産ティーダは補助ランプタイプとして試験されていました。AFSはAdaptive Frontlighting Systemの略で、配光可変型ヘッドライトと訳されています。
試験では、まず暗闇の横断歩道の左側に人を立たせ、20km/hで近づけ、どの位置で人に気付くかを調査しました。次は暗闇の横断歩道の右側に人を立たせ、同様の試験をしています。
また、ライトが下向きの場合と、上向きで試験を行い、ライトが下向きでは、約20~40mまで近づかないとわからなかったのが、上向きにすると約80m手前で認識できるようになっています。
対向車がいないときはライトを上向きにすることで、前方の人や物に気付くのを早めることができます。
また、興味深かったのは、横断歩道左側に立っている時より、右側に立っている時の方が気付きにくい結果です。
これは、対向車が眩しくないように、右側への配光量が少ないためだと考えられます。実際にも、右側からの歩行者の方との事故が多いそうです。
次に、右折時のAFSの効果を確認するため、横断歩道の中間に人を立たせ、AFSをオフにして右折した場合、光軸調整タイプのAFSをオンにした場合、補助ランプタイプAFSをオンにした場合で試験しました。
結果は、補助ランプタイプAFSオン、光軸調整タイプAFSオン、AFSオフの順で視認性が良くなっていました。
上記の結果から、AFSの有効性が認められました。しかし、残念ながら、レクサスではL字型のLEDランプを搭載するようになってから、AFSを装備しない車が増えています。
物理的にAFSを装備できいないのか、コスト的に装備できないのかわかりませんが、AFSは装備した方が良い機能だと思います。今後、検討していただきたいと思います。
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