玄関の扉を開けると、冷たい空気が足元を這うように入ってきた。
吐く息が白い。
車庫には真っ白なレクサスIS250versionSがひっそりと佇んでいる。
ホワイトパールクリスタルシャイン。
太陽の下で見ると深みのある白だが、残念ながら車庫のライトの下ではその違いは分からない。
近づくとイルミネーテッドエントリシステムでドアミラー下のライトが足元を照らす。
ドアハンドルに手をかけると、ピッ、ピッというビープ音とともにウィンカーランプが2回点滅しロックが解除される。
ドアを開けるとルームライトがスイッチ類を照らす。
シートに座り、ブレーキを踏み、エンジンスイッチボタンを、左手人差し指で押す。
セルモーターの回転音とともに、インパネのスピードメーターとタコメータの針が白く光り、右端まで振り切って元に戻る。
同時にハンドルが手前に迫ってきて、足元へと下がる。
オートアウェイ&オートリターン機構だ。
ナビゲーションシステムが起動し、起動の音楽が鳴り、今日の日付を言った。
今日愛車に乗るのは初めてだ。
静かにエンジンがかかると、冷えたエンジンを暖めるため、1400rpmと高いアイドリング回転数を維持する。
ルームミラーで白い蒸気となった排気ガスが見える。
寒い車内で待っていると、エンジン回転数が徐々に下がり、水温計がわずかに動く。
ブレーキを踏み込んで、シフトレバーをSレンジに入れる。
ブレーキをゆっくり離し、クリーピングで車庫を出ていく。
家の前を静かに、滑るように通り抜けると、軽くアクセルを踏み込む。
スピードメーターがゆっくりと上昇していく。
街を抜け、高速道路へと向かう。
IC入口のETCレーンをゆっくりと通過する。
本線手前の側道、左手指先でパドルシフトを動かし、一気に2速まで落とすと同時にアクセルを思いっ切り踏み込む。
体はシートにへばりつき一気に100km/hまで加速する。
右手の指先でパドルシフトを動かし、6速まで入れ、本線にゆっくり入る。
愛車レクサスIS250versionSの加速には十分満足している。
しばらくは100km/hをキープして高速を流す。
目的の場所へと近づく。
長い直線。
周囲に車は少ない。
本線でアクセルをゆっくりと踏み込んでいく。
スピードメーターが徐々に上昇していく。
120、130、140km/h。
前のクルマに追いつく。
ルームミラーとドアミラーで後方からの車を確認した後、追い越し車線へとレーン変更する。
140km/hでも安心してレーン変更ができる。
レクサスIS250versionSの足回りは良い。
硬い足回りは高速で路面に吸い付くようにグリップし、姿勢変化を起こさない。
さらにアクセルを踏み込んでいく。
150、160、170、180km/h。
まだ加速は止まらない。
メーターを振り切り、180km/hは超えている。
目測で190km/hくらいか?
かなり前方で、本線を走る車を追い越すため、前の車が追い越し車線へと出てくる。
しかし、メーターを振り切った速度ではすぐに前車に追いつく。
アクセルを戻し、エンジンブレーキで減速する。
180、170、160km/h。
パドルシフトで5速に落とす。
150、140、130、120km/h。
前の車に追いついた。
4速、3速とシフトダウン。
前車が本線へと戻る。
パドルシフトで6速に戻し、惰性で追い越していく。
今日のトライは終わりだ。
180km/hのスピードメーターを振り切っても加速は止まらない。
直進安定性も全く問題ない。
やっぱり、レクサスIS250versionSは良いクルマだ。
なお本日の記事はフィクションです。公道では法律を守って運転しましょう!
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2012年1月17日火曜日
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