久しぶりの晴天だ。
ビルの合間から見える空が青い。
人であふれる街をゆっくり流す。
愛車レクサスIS250versionSは静かに、黙々と道を進んでいく。
郊外へと。
郊外が近づくと、人影は疎らになり、人家も少なくなる。
前方には山が見える。
追い越し禁止の、片側1車線の道路の前方には軽自動車がのんびりと走っている。
道が緩やかに上り坂へと変わっていく。
車間を長めに取り、同じようにゆっくりと走る。
カーブが多くなり、だんだん山の中へと入っていく。
街中で見た青空よりも青い空が頭上に広がる。
前方に登坂車線が見えてきた。
いよいよだ。
前の軽自動車が登坂車線へ入る。
シフトレバーをSレンジに入れ、両手の指先をパドルシフトにかける。
左手指先で一気に2速まで落とすと同時にアクセルを踏み込む。
心地よいエンジン音が車内を包み、体がシートに押し付けられる。
80km/hまで加速したところで、最初の緩やかな左カーズに差し掛かる。
アクセルを少し戻し、80km/hをキープしてハンドルを左に切る。
登坂車線へはみ出さないように車線ぎりぎりをトレースする。
次の右カーブがすぐに迫ってくる。
カーブを曲がりきったところで、少しアクセルをさらに戻し、ハンドルを右へきる。
続く左カーブの手前でアクセルを踏みながらハンドルを左に切る。
路面はあまり良くない。
後輪が小さくジャンプしながら、車は左へと方向を変えていく。
カーブを曲がりきったところで、アクセルを踏み込み、3速へシフトアップする。
多少急な坂道でも関係なく、加速していく。
勾配が緩やかになる。
短い直線の後、少しきつめの右カーブが待っている。
3速のまま飛び込むか、2速に落とすか、少し迷う。
一瞬迷った挙句、3速のまま、アクセルパーシャルで飛び込む。
Rはきついが回り込みは少ない。
アウト、イン、アウトでスムーズにカーブをクリアしていく。
少し長めの直線だ。
アクセルを踏み込む。
メーターは100km/hを超えている。
次の左カーブはブラインドで先が見えない。
カーブ手前でブレーキをかけながら2速へと落とす。
ブリッピングが効かない上、シフトダウンの反応の遅いレクサスIS250。
シフトダウンするタイミングでブレーキの踏力を調整する。
長く乗っているとわかるタイミングだ。
一気に減速する。
少しブレーキを引きずりながらハンドルを左に切る。
少し減速が遅れたか?
カーブは思っていたより回り込んでいる。
一瞬、氷の上を走っているようにタイヤの接地感が無くなる。
しかし、車は左へ方向を変えカーブをクリアしていく。
少しヒヤリとする。
たまに、車の状態を把握できない感覚に襲われる。
電子制御の介入だろうか?
峠を過ぎ、下りになると、前方に車が見えた。
下りは流すだけになりそうだ。
下り坂はあまり好きな方ではない。
丁度良かったか?
晴天の中、愛車レクサスIS250versionSで走るワインディングロードは本当に気持ちがいい。
また来よう。
なお、本日の記事もフィクションです。
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2012年1月20日金曜日
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