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2012年2月23日木曜日

レクサスマガジン20



本日はレクサスマガジンから新型レクサスGSの紹介です。

レクサスでは2011年4月に組織改編があり、レクサス本部という組織ができたそうです。

本文中では、「トヨタ自動車という巨大自動車メーカーの中に、レクサスという小さな会社ができたようなイメージです。(後略)」とかかれています。

このレクサス本部長が伊勢清貴氏です。

伊勢本部長が新型レクサスGSについて、語って下さるのですが、序文を読んでいて何か違和感を感じました。

本文中に、「彼はほぼ約束通りの時間に到着したのに、(中略)レクサス本部本部長伊勢清貴氏である。」と書かれてありました。

きっと、一般の車雑誌が書いていたら当たり前の文章なのですが、このレクサスマガジンはトヨタ自動車が発行しているので、本文を書いている人もトヨタ自動車(あるいは関連会社)の社員だと思います。

自社の目上の方に「彼」を使ったり、社内の人間の紹介に「氏」を使っていることに、違和感を感じました。

この様な雑誌の場合、著者の立ち位置が微妙なので、難しいとは思いますが、なんとなくそう感じました。

私のしょうもない印象はおいといて、新型レクサスGSに象徴されるレクサスのこれからについて紹介します。

レクサスのイメージは『プログレッシブ・ラグジュアリー』だそうです。

先進的高級という意味だそうですが、残念ながら私は今まで聞いたことがありませんでした。

「英語では『Joy and Leading Edge』、日本語では『この道と語り、この星を想う』をキーワードとして使っていますが、背景にあるコンセプトはあくまでもプログレッシブ・ラグジュアリーです。」とかかれています。

なるほど、「先進的高級」という言葉は、レクサスにはぴったりの様な気がします。

プログレッシブ・ラグジュアリーが新型レクサスGSにどのように盛り込まれているのでしょうか?

まずはデザインだそうです。

一目見てレクサスとわかるようなデザインにしたようです。

例えば、レクサスLS、レクサスGS、レクサスISを作って、そこにレクサスのデザイン要素を加えるのではなく、まずは、レクサスの先進的デザインをつくり、それを各モデルに反映させたいそうです。

なるほどなと思う考え方です。

基本的には、BMWといえば豚鼻と言われるように、レクサスと言えばスピンドルグリルと言われるようになることを狙ったものと思います。

ブランドのイメージ作りにはどうしても時間がかかるので、このような戦略は有効でると思いますし、私は賛成です。

そして、最後には、例えばレクサスGSが欲しいから、レクサスに行くではなく、レクサスが欲しいからレクサスに行き、レクサスの中から自分の欲しいものを見つけるようにしていきたいと話されています。

確立されたブランドには、上述のようなブランドが欲しいという思いはあると思います。

いつしか、レクサスもそのようなブランドに成長することを祈ります。

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