愛車レクサスIS250versionSのタイヤをブリヂストンポテンザS001に交換して大分時間が経ったので、印象をまとめておきたいと思います。
ただし、内容は以前紹介した内容と大差ありません。
悪しからず御了承下さい。
まず、第一印象として、ブリヂストンポテンザS001は私の運転にはあまり合っていないということです。
このタイヤドライ条件下では、しっかり荷重しないときっちりグリップしないという印象です。
つまり、コーナー手前でしっかりブレーキングして、荷重をフロントタイヤに乗せて曲がると、タイヤはしっかりグリップし、思い通りトレースしながらコーナリングしていきます。
しかし、コーナー手前でほとんど減速せず、左右連続のコーナーなどを曲がろうとすると、ハンドリングの応答性が悪く、半テンポ遅れて曲がる印象です。
この際、タイヤの剛性は低く感じ、タイヤがよれているような印象を受けます。
このため、ワインディングロードなどをテンポよく駆け抜けようとすると若干の違和感を感じます。
レース場のように、コーナー手前でしっかりブレーキングし、コーナーを曲がり、次のコーナーまで立ち上がり加速をしっかりする運転なら、このタイヤはその性能を存分に発揮し、楽しく走れると思います。
個人的には前のポテンザRE050の方が性に合っていました。
コーナリング時の剛性感が高く感じ、応答性も良く、気持ちよく走ることができました。
一方、ポテンザS001の優れている点は、ウェット条件下での安定性です。
排水性が良く、ウェット時でもほぼドライ時と同じ感覚で運転できます。
特に片方のタイヤだけ水溜りを通過するときなど、ハンドルを取られやすいのですが、ポテンザS001では、ハンドルを取られることがほとんどありません。
コーナリング時でもしっかりグリップしてくれて安心して曲がることができます。
ここからは、私の推測ですが、ポテンザS001は、荷重が小さい時は軟らかく、荷重が大きくなると硬くなるように設計されているのではないでしょうか?
タイヤを粘弾性で理解してよいのか分かりませんが、粘弾性におけるダイラタンシー性のような挙動を取るような気がします。
こうすることにより、通常の乗り心地は良く、過酷なコーナリング時でも剛性の高いパフォーマンスを発揮することができるのではないでしょうか?
上述のように考えれば、設計思想は間違っていないと思いますが、私の運転には合わなかったようです。
以上が、BRIDGESTON POTENZA S001の印象です。
少しでも参考になれば幸いです。
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2013年2月27日水曜日
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