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2013年5月10日金曜日

レクサスの方向性

トヨタ自動車の社長豊田章夫社長のレクサスに関するコメントが取り上げられています。

「他のブランドにあって、レクサスにないものは歴史とストーリー」と述べた上で、今後豊田社長が舵取りをするようなコメントとなっています。

メディアで見る豊田社長の印象は、本当に車が好きな経営者だということです。

自らレーシングライセンスも取得し、レースにも参戦しているだけあって、車の知識も豊富だと感じています。

確かにレクサスというブランドを確立するためには、強い信念を持ってぶれないことが重要なので、豊田社長は適任だと思います。

素直に、今後のレクサスの動向が楽しみです。

ただひとつの懸念事項は、豊田社長が創業者出身の社長であり、周りの幹部が社長に物言えぬ状況にだけはならないでほしいということです。

成功する組織の典型として、カリスマ的リーダーと実務をこなす優秀な参謀のコンビがあります。

カリスマ的リーダーがアクセルを踏み続け、暴走することを抑え、適度なブレーキ役となる参謀の存在が大きな成功には必要だと思います。

今後、豊田社長の実行力で素晴らしいレクサスブランドが確立することを祈りつつ、決して暴走はしないことも併せて、祈りたいと思います。

今後のレクサスが楽しみです。

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