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3.右側サイドメニューのアーカイブから関連記事を探す。
等があります。一度お試しください。
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2014年1月28日火曜日
LEXUS RC F カーボンパーツ
レクサスRCFにはカーボンパーツが結構使われているようです。
スポーティイメージを際立たせるためにカーボンパッケージも設定されています。
カーボンパッケージではエンジンフード、ルーフ、リヤウィングなどにカーボンパーツが採用されています。
レクサスLFAではカーボンモノコックが採用されましたが、レクサスRCFでは、これらの技術が活かされているようです。
カーボンは日本語で炭素のことです。
御存知のように世の中で一番硬いと言われるダイヤモンドも炭素からできています。
しかし、レクサスRCFで採用されているカーボンパーツはダイヤモンドではなくグラファイト(黒鉛)です。
また、今回採用されているカーボンパーツはCCコンポジットと呼ばれる素材です。
以前も書いたと思いますが、CCコンポジットはカーボン繊維を編み込むことにより、カーボンの脆性を補った素材といえます。
トヨタの出発点は豊田自動織機ですから、ある意味トヨタにはCCコンポジットを開発する素地があったのかもしれません。
また、CCコンポジットはボーイング社の最新鋭機ボーイング787に採用されたことでも注目を集めました。
CCコンポジットは軽くて強く、脆性破壊しないことで新素材として注目を集めましたが、コストの面でなかなか普及しませんでした。
しかし、今後は量産効果で価格は下がってくるものと思われ、徐々に普及していくと思われます。
余談ですが、材料の機械的特性を表すときに強い、硬い、脆いなどと表現されます。
強度、硬度、脆性(靱性)といいます。
良く誤解されるのが、硬いものは強いと思われることです。
しかし、ダイヤモンドは非常に硬い(硬度が高い)ですが、それ程強くはありません(強度はそれほど高くない)。
また、あれだけ硬いダイヤモンドもうまく金槌で叩くと割れます。
つまり、ダイヤモンドの靱性はそれ程高くないのです。
因みにCCコンポジットに使われるカーボン繊維の強度は高いですが、靱性は低いです。
また、脆性材料は引張応力には弱いですが、圧縮応力には強い特性があります。
CCコンポジットは、カーボン繊維を束ねて織り込んであるため、衝撃を加えても一気に破壊することがりません。
ただし、金属のように延性が無いので、板金で修理することはできません。
壊れたら、交換と思って間違いないです。
レクサスRCFは、軽くて強いCCコンポジットをデザインの観点から内装にも使用しています。
カーボン繊維を織り込んだ造形美をクリア樹脂で包み込むことでデザイン性も持たせています。
勿論エンジンフードなどもカーボン繊維が見えるようになっています。
CCコンポジットの価格が下がってくれば、当分このデザインは流行すると思います。
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