昨日レクサスIS250のリコールについて書きましたが、トヨタ社としては他に大きなリコールがあり、レクサスIS250のリコールはクラウンを含め小規模なリコールだったようです。
トヨタ社では、2種類のリコールを届け出し、合計127万台以上が対象となっているそうです。1種類目は、ノアなど16車種が対象で、120万台以上が対象です。1件の届出としては、1969年以降2番目に多い台数になってしまっています。
リコール内容は燃料パイプに亀裂が入る可能性があり、最悪の場合燃料漏れに到る危険性があります。2種類目がレクサスIS250を含む3車種で7万台以上が対象です。内容は昨日書いたとおりです。
さらに、海外でも41万台以上が対象となり、全世界では約170万台が対象となります。リコール費用は数百億円規模とのことですから、経営数字に大きな影響を及ぼすのは間違いないでしょう。
また、2009年から2010年にかけて起こったプリウスを含む大規模なリコールを反省し、各車の点検を強化するために、開発スケジュールも大幅に見直しをかけていますが、新車開発のスケジュールにも影響を及ぼすのではないかと危惧しています。
しかし、昨日も書いたとおり、リコールは悪ではなく、自分の間違いを正直に認め、真摯に対応することであり、トヨタ社には、この基本姿勢を貫き、経営努力で乗り切っていただきたいと思います。
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